ホームページデザインをするときに

WebPlusではホームページ運営のお手伝いの他に、デザインのご提案もしております。

当社では、Webディレクターがお客様へヒアリングをし、お客様の望むホームページの内容を明確化していきます。
その後、チーム内で情報共有・打合せを行い、ホームページをどういう構造にしていくのか、デザインはどうするか、という作業に進みます。

デザインをする際に注目すること

ホームページデザインは、見た目・印象を決定づけ、情報を見やすくわかりやすく整えていく作業です。
色・配置・写真かイラストか、などお客様がホームページに望む内容に沿ったものを視覚的・感覚的に伝える作業ともいえます。

ホームページデザインをする時に特に注目しているのが下記の内容です。

  1. ホームページ作成の目的・目標
  2. 目的・目標達成のためのサイト内移動のプロセス
  3. ホームページに載せる情報・内容・サイトマップ(ホームページ全体の俯瞰図)

詳しくはディレクター北島さんの「ホームページの制作前に行っていること」参照

ホームページ作成の目的・目標

ホームページをデザインする上で、最も基盤にしているところがここではないでしょうか。
よく、どのデザインがよいのかなーっと悩んで迷った時も、ここに一度戻ろう、というものがこの作成の目的・目標です。
内容はこんなかんじです。

  • だれにホームページを見て欲しいのか
  • ホームページで何を伝えたいのか
  • ホームページを見に来た人にどうしてほしいのか

伝えたい内容、伝えたい相手(ターゲット)がはっきりすれば、ターゲットにとって見やすい文字の大きさやウィンドウ幅、色合い、写真かイラストか、イラストならどんなタッチが良いか、がはっきりしてきます。
これらはそのホームページ全体を通してのデザインの基本となります。

詳しくはディレクター齋藤さんの「HPと現実のギャップはなぜ生まれるのか」参照
「HPへ集客している訪問者の心の段階」参照

目的・目標達成のためのサイト内移動のプロセス

作成するホームページの目的・目標達成の為にはどうしたらよいでしょうか。

現実の道路であれば看板で誘導するなどの方法があります。

ホームページの場合は、見に来た方をどのようにして目的・目標へ向けて誘導するか。
これは、ホームページ全体として、「どのような内容の情報を」「どのような順番で」伝えるかにかかります。
現実の看板のように、ここにはこの情報があり、次はこの情報、とどんどん見に来た方を引き込んでいき、目的・目標へ誘導していくわけです。

ここはホームページ全体のテンプレートデザインに関わる重要なポイントになります。

どの情報をどのページまたは階層にいれ、そこに入る為のボタンはどこに置けば導線として有効か、PCの場合ならボタンを右端などに固定で置くことで、常にそこから情報を見に行ったりできるようにすべきか、などホームページの使い勝手にも関わります。

ホームページに載せる情報・内容・サイトマップ

どの情報をメインとし発信していくかは、上記の「ホームページ作成の目的・目標」「目的・目標達成のためのサイト内移動のプロセス」、そしてサイト全体のイメージやカラーとも関わる重要な基盤です。

お客様の中には、いろいろな情報に優劣付けがたく一挙に公開したい!という熱い方もおられます。

しかし、ホームページで情報を伝えたい相手に知りたい情報を直ぐにお届けせねばホームページからの離脱率が上がってしまいます。
まずは載せる情報に優先順位をつけ、ホームページに辿り着いた方がここなら知りたい情報がある!と思っていただく必要があります。デザインではそう思っていただけるよう構図や色・画像などの見た目で誘導する必要があります。

そうなると、それらの情報をまとめて見る事ができるサイトマップが重要になってきます。

ホームページ内にももちろん設置するサイトマップですが、制作サイドの場合はホームページ全体の階層や内容を確認するために用いる設計図です。

サイトマップで、サイト内移動のプロセスの確認し、それによってどのページにどの情報を入れるべきか、どのページを重点的に作成していくかがわかります。

ホームページデザインで大切なこと

デザインといえば、見た目がキレイであること、と捉えられがちかもしれません。

それは間違いではありません。
色やバランス、配置がキレイでなければなかなか人に見て頂けないどころか、変なホームページとしてマイナス評価になる可能性が非常に高い部分です。

ホームページデザインで大切なことは、企画段階からの基盤である「だれに」「なにを」「どうしてほしいか」を常に意識し、伝えたい相手に伝えたい情報をいかに届けるか、文章や文字以外の方法(写真・イラストや構図・構成・配置・動きなど視覚的情報)を用いることで如何に相手の五感を刺激して伝えられるか、を常に悩みながら形にしていく事だ日々感じいます。

最後までお読みくださりありがとうございました。

がぶがぶくん