「この間、旅行に行ったんだけど旅館が最悪だったよ」
友人と近所の居酒屋へ行ったときに盛り上がった話です。
どんな所が最悪だったのか聞いてみると
HPで確認した旅館の情報と、現実があまりにもかけ離れていたというのです。
こういう経験、あなたもありませんか?
HP作成時の裏話
HP作成の最初に行う「要件定義」
完結にお伝えすると、お客様の現状や要望をお聞きしてHPのコンセプトを作り上げる作業のことです。
この作業を行う事で誰を集客し、どのような成果をHPで上げていくかという事が決まります。
例えば20代女性を集客し旅館に来てもらうことを目的とした場合
20代女性を集客するのに必要なサービスを持っているのであれば
そのサービスを前面に押し出したHPを作っていくのが王道です。
お料理、お土産品、アメニティなど
20代女性が好むであろうサービスを紹介する流れを作り込んでいきます。
今回、友人がギャップを感じた旅館の場合は、この要件定義がうまくいっていなかったと推測できます。
業者:「どのようなHPを作りたいですか?」
旅館:「とにかくキレイなHPにしたいな」
業者:「どのようなお客様を集客したいですか?」
旅館:「とりあえずたくさんの人を集客したいな」
業者:「写真撮影はどのようにしますか?」
旅館:「イメージでいいから撮影しなくていいよ」
といったような、漠然とした進め方をした結果、HPと現実とのギャップが生まれたと感じます。
たしかに友人を集客できたという点ではHPの目的は達成できたでしょう。
但し、リピートするかというと友人は決して行かないとの事なので新規のお客様の集客がメインになりそうです。
また、口コミが活発な業界ですのでHPへ集客するほど友人のような感想を持つお客様が増えてしまい、旅館の価値を下げてしまう可能性がありますね。
どのような作りが理想なのか
理想的なHPは、現実をそのまま文章、画像、動画などを駆使して伝えること
ではないかと感じます。
特に強みの部分、表面では見えてこない部分
こういった所をHPで表現する事が大切かなと思います。
作り話や、誇大表現はHPを見る人も、運営する人もマイナスな要素が大きいのでNGです。
逆に、HPにあわせて業態を変えるというのはOKです。
例えば、男性客が訪れる率が高い旅館だったものを、これからは女性を集客したい!となれば
サービスを見直し女性向けの要素を多くしていき、その情報をHPで伝えるという事も考えられます。
大切なのはサービスの見直しをしてからHPを作成、リニューアルする。
という順番だということですね。
まとめ
WebPlusはHPを作成する前に、お客様と一緒に強みの発掘やサービスの見直しなどの事前準備をいたします。
そうすることでHPの価値が高まり、そして企業価値が高まります。
企業側が考えている視点とお客様が考えている視点を絶妙な状態でリンクさせる事が、当社のHP制作・運営の強みの一つです。
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