あなたのHPを見ている人はどんな人ですか?
例えば建築会社さんのHPなら
家を建てたい、リフォームしたい
と考えている人
洋菓子屋さんのHPなら
洋菓子を購入したい、ギフトでプレゼントしたい
と考えている人など想定できますね。
HPを作成するにあたり、どのような見込み客を集客していくかというのは重要事項です。
ここがしっかりできていればHPで成果を上げていくのはそんなに難しい事ではありません。
もし成果がでていないのであれば、これからお伝えする訪問者の心理状態を明確にしたHP作成技術をぜひ読んでください。
HP訪問者の心の段階
HPへ訪問してくれる人は、あなたのHPに何かしら興味があり訪問しています。
仮にあなたがHPを使って美肌効果にあるカプセル状の健康食品「ビハーダ」を販売しているとします。
この時、あなたのHPへ訪れてくれた訪問者が考えている事は
- 何か美肌になる情報がないかな?
- 美肌になる薬ってどんなものがあるのかな?
- 美肌になる飲み薬ってどんなものかな?
- 美肌になる飲み薬で各商品の違いは何かな?
- ビハーダを購入した人はどんな結果になっているかな?
というように様々です。
よく見て頂くとわかるように番号が大きくなるにつれ、ビハーダの購入に心が近づいています。
この事を「HP訪問者の心の段階」と言っています。
もし5.のビハーダを購入した人の口コミを求めている人に対して、どのようにして美肌になれるのかといった情報を提供しても既に理解しているわけで読んでくれる人は少ないでしょう。
逆に1.の何か美肌になる情報がないか調べている人に対してビハーダの口コミを提供しても、まだビハーダの良さを知らない、ビハーダに対して信頼度が低い段階なので購入率は低いでしょう。
あなたも思い出してみてください。
折込チラシのセール情報を見て反応するのは、既にその商品について知っている場合ではないですか?
知らない商品のセール情報をみても、そもそも基準の値段を知らないので反応が薄いはずです。
HPも一緒で、訪問してくれる人の心の段階にあわせて情報を提供するという事が非常に大切です。
どのようにしてHP訪問者の心の段階を知るのか
HPで提供する情報とHP訪問者の心の段階を一致させることの大切さがわかったと思います。
では、どうやって訪問者の心の段階を知り、その心の状態にあわせて情報を提供するのかと言いますと…
結論としては無理です。
いや、無理というのは語弊がありますが極めて難しいです。
ですから訪問者の心の状態にあわせることへ力を注ぐよりも、はじめから情報提供したい心の段階の人を集めていくことをおススメします。
では、どうやって情報提供したい人を集めるかと言いますと
答えは「キーワード」です。
HPへ訪れる人の多くはYahoo!やGoogleを使って検索し、その結果によって一覧化されたHP情報をたどってHPへ訪れます。
ようするに願望=検索キーワードということです。
ですから、あなたのHPへ検索する人の願望が掲載されていれば訪問してくれる可能性があるということです。
先ほどのビハーダの心の段階にあわせてキーワードを考えてみると
- 美肌になる方法:何か美肌になる情報がないかな?
- 美肌 薬:美肌になる薬ってどんなものがあるのかな?
- 美肌 飲み薬:美肌になる飲み薬ってどんなものかな?
- 美肌 飲み薬 比較:美肌になる飲み薬で各商品の違いは何かな?
- ビハーダ 口コミ:ビハーダを購入した人はどんな結果になっているかな?
このような感じで検索することが感がえられます。
ですから、これらのキーワードに沿ったタイトルやコンテンツを用意しておくことが大切です。
WEB広告を作る際も集客すべき人が使うであろうキーワードに沿った文章、リンクバナーを作り誘導しましょう。
キーワードは需要のあるものを使う
HPへ集客すべき人が使うキーワードが決まり、HP内容もそれに沿った内容で作りました。
でも全く成果に結びつかない。
このような事はよくあります。
何が原因かと言いますと「キーワードの需要が無い」ということです。
例えば先ほどのビハーダですが、「ビハーダ 口コミ」で調べる人が、一番購入に繋がりやすいキーワードです。
ですから「ビハーダ 口コミ」でHPを作ろう!と決めてしまうのは間違いです。
なぜなら「ビハーダ 口コミ」と検索する人が本当にいるのか解っていません。
もし誰一人いなければHPへたどり着く人も誰もいないということです。
ですから「確実に検索されているキーワードで集客しHP作成をする」ということが大前提です。
この検索需要はGoogleのキーワードプランナーで調べることができますので、使い方を知りたい方は後日記事にしますので是非ご覧ください。
待てないという方はお手数ですがネットで調べると色んな情報があると思います。
話を戻しますが、検索需要が無かった場合どうするかと言いますと考えられるのは2点あります。
まず1つは別のキーワードにするということです。
「ビハーダ 口コミ」の検索需要が全くなければ「ビハーダ 購入」「ビハーダ 通販」などキーワードを変えて需要を拾います。
もう一つは心の段階を1つ下げるという事です。
下げるというのは購入意欲の段階を下げるというように考えて頂いても良いのですが、ビハーダではなく美肌になりたいという需要の方が、はるかに大きいです。
ということで大きな需要で集客しHP内で徐々に購入意欲を高めていくということです。
まとめ
HPはインターネット上に存在する電子媒体であっても、その先にあるのは人対人です。
人と人の心を結びつくからこそHPからの反応があります。
その事を忘れなければ必ずHPは活きたものとなります。