前回の記事「スマホゲームとwebサイト」に続き、スマホゲームのことなど。
この前の記事から一ヶ月ほどたち、プレイしていたスマホゲームはといいますと。
ちょこちょこ手をだしてみたのですが、現在は1本のみ継続プレイとなりました。
飽きっぽいと言われればぐうの音も出ませぬ orz。
スマホの特性といえばどこででもできる、ではあるのですが、バッテリー容量やストレージ容量、データ通信料を抑える条件を考えると、実はどこででもできない場合が多いのです。
自分の場合は、自宅Wi-Fi環境で何かの合間ちょっとの隙間がプレイ時間。となると必然的に継続して遊ぶ数が絞られてしまいます。
なぜ継続してしまうのか
なぜ継続して遊んでしまうのか、を自分なりに分析してみました。
- デザイン・世界設定が良い
- 先が読めそうで読めない
- テンポの良さ
- イベントが多い
- 運営のレスポンスの良さ
まとめると上記5つくらいに分類されました。
※順番は思いついた順ではありますが、作品までの導入から継続に至るまでの自分なりの重要性なので、ご容赦ください。
人によっては順番が変わるところがあるかと思いマス。
1.デザイン・設定が良い
グラフィックが好みであること、世界設定がわかりやすいデザインであることから、手にとって遊んでみようという気持ちになりました。
2.先が読めそうで読めない
ストーリーは一挙公開ではなく、少しづつ章を区切っての配信。
ベースの世界設定が別作品にあり、そこからの派生とも読めるし全く新しい世界とも読めるというにくい作りの世界設定で、先が読めそうなのに、毎回良い意味でストーリー展開が裏切られるため、先がかなり気になります。
3.テンポの良さ
ゲームとしての要素は各作品様々ありますが、テンポが悪いと他要素がよほどユーザーの心に響かない限りユーザー離れを起こしやすいもの。この作品については、当初の設計と配信後の微調整のくり返しという運営の努力から、かなりテンポが良い物になっていると感じます。
4.イベントが多い
オリジナルイベントや季節イベント、コンビニとの提携企画、他作品の宣伝イベントなどイベントが多め。
ほぼ1ヶ月単位で何かしらのイベントが行われるので、クリアすると直ぐ次のイベントがくる感じです。ちょっと忙しいくらいですが、メインユーザー層にはこのくらいのタイミングがちょうど良いのかもしれません。
5.運営のレスポンスの良さ
定期的に動画サイトを使った生放送やその際のユーザーの反応をみての対応、時々行われるアンケートによる対応、お問合せへの対応など、運営側の顔が少しでも見えるので安心してプレイできるなと感じます。
ユーザーのキモチ
上記までの分析を見ると、運営側の設定したターゲットにはまったユーザーの動きが見えてきます。
- デザイン・世界設定を切っ掛けに商品に誘導される
- ストーリー、コンテンツのテンポの良さで将来への期待・楽しみを感じる
- こまめに行われる企画もので、継続と将来への期待・楽しみを感じる
- 運営のレスポンスの良さへの安心感が継続することを後押しする
まずは世界観・設定・付随するストーリーとデザイン、つまり商品がぶれない基盤で作り込まれていることで、自分の興味ジャンルに入った場合は手にとってみようという心理が働きます。
次に、商品に対する「期待感」「楽しみ」が継続に繋がります。
基盤となるストーリーが読み進めていきたくなるものであること、またこまめに行われる企画イベントで、そのときしか楽しめないものを用意されることで、更に次の企画への期待感が高まり、継続します。
これらを支えるのが運営のレスポンスの良さからくる安心感。
作り手側の顔がわかる、インターネットの動画サービスなどを利用してユーザーと一体となるような情報伝達をする、お問合せへの誘導がわかりやすい(ゲーム内のお問合せボタン・公式サイトでのお問合せボタン・SNSでのレスポンスなど)など、ユーザーの反応へ対応してくれるとわかれば、かなり安心して継続しようというキモチになります。
なにやらこれらの心の動き、リアル・ネットショップやwebサイトを作成した際に考える、ターゲット層の心の動きと同じ気がします。。。
実際アイテム課金型の場合、ゲーム内データをユーザーが購入することがコンバージョン(成約)と考えれば、ネットショップと同じ構図です。
情報発信し、ユーザーをつなぎ続けるために
自分の心の動きを分析してみますとwebサイトやネットショップでも、ターゲット層の設定とそれに即したぶれない世界設計・設定(商品設計・設定)がしっかりとあること、更新や期間限定イベントもいれながら常に発信し続けて商品に対する「期待感」「楽しさ感」を持続して持って頂き、何かあった場合丁寧にサポートていくことが、ユーザーを商品に誘導してつなぎ続けるために重要なことだなと思いました。
最後までお読みくださりありがとうございました。