「簡単に儲かる」ではなく儲かる仕組みがある
「インターネットビジネスで簡単に稼ぐ方法」や「毎月収入50万円アップ」などの本やサイトを見たことはありませんか?インターネットビジネス初心者の方も、そういったものを見たことがあると思います。
でも、インターネットビジネスの本当の儲かる理由を知っていますか?通常100円のものが、ネットでは10000円で売れるようになるわけではありません。きちんと、儲かる仕組みがあるのです。
ビジネスの基本は「集客」×「コミュニケーション」
ビジネスのポイントは「集客」と「コミュニケーション」だと言われています。
例えばあなたが服屋さんだとします。お客様に服を買ってもらうには、まず来店してもらう必要がありますよね。チラシを撒いたり、DMを送ったり、看板を立てたり…。そして、来店したお客様に、直接声をかけたり、ポップを置いたりと、様々な方法で商品の情報を伝えます。お客様が商品を気に入れば購入に繋がります。
商品をたった1つ買ってもらうためにも「集客」と「コミュニケーション」という過程は必要になってきます。
インターネットビジネスも考え方は同じです。集客とコミュニケーション、購入に至るまでがインターネット上で一貫して行われているだけで、大きな違いはありません。
しかし、そこにインターネットビジネスのメリットが隠されています。
インターネットビジネスのメリットは「時短」
インターネットビジネスのメリットはビジネスの過程の「集客」と「コミュニケーション」が通常の約3倍も速く行われるということ。
とても極端な例を挙げると、実店舗で服を1着買ってもらうのに1時間かかった場合、インターネットでは20分で買ってもらえるということになります。
1着1000円の服がインターネットビジネスでは3000円で売れるいう考え方ではなく、実店舗では1着売り上げるのに1時間かかるものがインターネットでは3着売り上げる。これが「時短」の考え方であり、儲かる仕組みなのです。
でも、本当にそんなことあるの?と思いませんか?
「集客」と「コミュニケーション」が時短になる理由を簡単にご説明します。
「集客」が時短になる理由
モノを買ってもらうにはお店に来てもらう必要がありますよね。その為に、チラシを撒いたり、DMを送ったり、様々なPRをします。これを「プッシュ型」と言います。お客様が受動的に情報を受け取るやり方です。
このプッシュ型のやり方は、PRする方法を考えたり、集客ツールを制作する時間など、多くの時間がかかります。例えばチラシを作る時は、チラシの案を練り、デザインし、印刷し、新聞に折り込み、配達する。毎回この工程を行わなければいけません。
一方、インターネットビジネスはデータベースに情報が蓄積されます。1度作ったものは基本的には消えません。なので、毎回制作工程を挟む必要がなくなります。そして、お客様は自分で情報を取りに来ます。これを「プル型」と言います。こちら側が逐一PRしなくても、集客ができるのです。
例を挙げて説明しましょう。
山形県米沢市に「カワシマ服屋」があるとします。実店舗と通販サイトを持っています。
カワシマ服屋の実店舗に集客するためには、近辺エリアの住民にチラシを撒きます。先ほどお話したようにチラシがお客様の手元に届くまでには様々な工程があります。そしてイベント毎に合わせてチラシを作っては撒き、作っては撒き…ずっとこれの繰り替えしです。
今月100%の力で50万円売り上げたら、来月50万円売り上げるためには100%の力を出さないといけません。
一方、通販サイトに集客するためには、もちろんお店となるサイトを作る必要があります。しかし、一度サイトを作ってしまえば、カワシマ服屋で服を買いたいと思う人が「カワシマ服屋 通販」といったキーワードで検索し、自らサイトに訪れます。また、イベント毎のコンテンツを一度作ってしまえば、何度も繰り返し使うことが出来ます。
今月100%の力で50万円売り上げたら、来月50万円売り上げるためにはその半分の50%で済む。その浮いた時間と労力で更に集客を強化しより結果を残す。これがインターネットビジネスの強みです。
さらに、集客対象は全国エリアで設定できるのも強みと言えるでしょう。
また、単純にお客様の行動スピードが違うのも理由の一つです。東京のお客様が山形県米沢市のお店に行くより、スマートフォンでサッと検索した方が早いですよね。
インターネットビジネスには時短できる要素がたくさんあります。集客が時短できる理由を何となくお分かりいただけたでしょうか?
「コミュニケーション」が時短になる理由
もう一つビジネスに欠かせないのが「コミュニケーション」です。商品の情報を伝える、お店の情報を伝える、お客様の不安を排除する…。そうしてお客様の購買意欲を高めたり、商品購入の決断を促したりします。
インターネットビジネスより実店舗の方が信頼してもらえそうだし、強いんじゃないの?と思いますよね。確かに信頼を築くには実店舗で直接顔を合わせながらの方が向いている場合もあります。
しかし、商品の情報をお客様全員に細かく説明したり、常にお客様の傍に寄り添って疑問解消したりできますか?24時間対応できますか?
インターネットは情報の蓄積が可能です。お客様の必要な情報を増やしていくことで、お客様の疑問を解決したり、購買意欲を高めることができます。
また、信頼もSNSなどを使い1対1で対応することでカバーすることも出来ます。
コミュニケーションが時短になる理由もお分かりいただけたでしょうか?
インターネットビジネスのまとめ
インターネットビジネスは情報の蓄積を武器に、時短できるメリットがあります。そこから生まれる「インターネットビジネスは儲かる」という理由を少しでもお分かりいただけたでしょうか?
元々この考え方は、とあるコンサルタントの方に教えてもらった考え方です。色々な考えでインターネットビジネスをされている方も沢山居ると思いますが、こういった考え方も一つの選択肢となれば良いなと思います。